個人サイト つくろう

『個人サイト つくろう』(kojin-site.net) は個人サイトのつくり方を解説する個人サイトです。

なぜ個人サイトをつくるのか

この令和の世の中、わざわざ個人サイト(ホームページ)を作るのは奇妙にみえるかもしれません。 しかし、今こそ個人サイトだと、筆者は思います

インターネットに深く浸かっている人ほど、近年の大手SNSの居心地の悪さを感じているのではないでしょうか。 お金儲けのためにおかしくなった人たち、常に何かに怒っているトレンド、運営者の気まぐれによる望まぬ仕様変更……。 大手SNSは公共色が濃くなり、気軽に思ったことを呟けなくなったように感じます。

そこで、あえて公共の大きな場所ではなく、自分だけの(または親しい人だけを集めた)場所を作る運動があります。 海外ではIndie WebSmall Webとも呼ばれています。 その具体例のひとつが個人サイトです。

個人「サイト」な理由

閉じた小さな場所なら、Discordのサーバーや小規模なSNSでも良いのでは? と疑問に思うかもしれません。 確かにそれもひとつの選択ではあります。

しかし、個人が制御できる範囲という観点から筆者は個人サイトをおすすめします。 たとえばDiscordサーバーを考えてみましょう。個人あるいは少人数でのみやり取りができますが、 やり取りの内容、アップロードした画像などはDiscord社が所有します。よって(欧米の法律で動く)Discord運営の独断でコンテンツが削除されたり、 サーバーを追放されることだってありえます。

一方で、個人サイトは手間こそかかりますが、自分のものは自分で制御できます。 もちろん、サーバーや回線、ドメインなどは借りることが多いですが ある程度共通化された技術で動くので中身そのままで引っ越しがしやすいのです。

そして何より圧倒的自由度の高さです。 大手SNSや企業が運用するブログサービスよりもはるかに自由度が高いです。 突然文字をデカくしたりできるわけです。

設置するコンテンツも自由です。思いのままに描いたものをインターネットに公開するって、 なんだかカッコよくないですか?

個人サイトのデメリット

個人サイトのデメリットはないのか? と気になる方もいるでしょう。デメリットは、もちろんあります。 それは何かとコストがかかることです。 個人サイトをやっていくには、知識、お金、時間が必要です。 自由度が高いということは、同時に自分でやらなければならない範囲も広いということです。

そこで、Webサイト制作になじみがない方でも「個人サイト、作ってみようかな」と思ってもらえるように このサイトを立ち上げました。

また、近年流行りの分散型SNSを自分で建てる解説も第2章として記述予定です。

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